
PFI
2013.4.1
東山動植物園の再生
PROJECT概要
「PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)」とは、公共事業を実施するための手法の一つです。 民間の資金と経営能力・技術力(ノウハウ)を活用し、公共施設等の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法です。
PFIは通常、ゼネコンやデベロッパーを代表企業として事業グループが形成されます。新東通信は、愛知万博で培った組織運営・事業運営のノウハウで、ゼネコン、リース会社、物販、飲食テナント等を取りまとめ、地方創生を体現できるコンセプトを立案しました。そして、PFI事業グループの代表企業として東山動植物園のPFI事業の入札に参加し受注しました。また、施設開発から運営まで一気通貫できる「日本プロパティマネジメント株式会社」もグループ企業として設立しました。
広告会社が事業グループの代表企業となるPFIは少なく、新東通信は広告会社では稀有なPFIの代表企業として、地方創生に取り組んでいます。
CLIENT:
名古屋市ほか
広告のカテゴリーをはみ出した地方創生
01

名古屋市初の商業施設系PFI事業
名古屋市初の商業施設系PFIである東山動植物園第1期営業施設整備事業の代表企業として、2012年よりPFI事業を実施ています。
当該PFI事業は、民間の資金とノウハウで東山動植物園内の営業施設の再整備する事業です。2013年4月に動物園内に「物販店とカフェテリア」を併設したパレット上池をオープンしました。
02

東山動植物園の迎賓館
2013年9月には、植物園内に大自然の緑とのコントラストが映える白亜の大型レストラン「ガーデンテラス東山」もオープンしました。ガーデンテラス東山は、ウェディングなどのイベントも可能なスペースを設け、皇室関係者や東山動植物園を訪れる要人にもご利用いただき、東山動植物園の迎賓館的な役割も担っています。
03

ブランド戦略パートナー
新東通信、伊藤忠発ファッションシステム、日本プロパティマネジメントの3社共同で東山動植物園ブランド戦略パートナー事業を行っています。東山動植物園のブランド戦略を立案し、公式ロゴやキャラクターを開発しました。ライセンス管理を通じ、多くの市民に愛される東山動植物園ブランドの構築に貢献しています。